【コラム①】興味が別のものにうつってしまったらどうすればいいの?

2020年9月18日 コラム

子どもの「今度あれやってみたい!」という言葉は魅力的です。学びにもなるし、ぜひぜひ一緒にやってあげたい。しかし、「今度やろうね!」といっていたのに、いざやろうとしたら「今日はいいや~。本読みたい」なんて肩透かしをくらったことはありませんか?

子どもの興味が別の方に。そんな時、どうするのがいいの?

約束を守ることについてはまた別の話ではありますが、
キッズラボでは方針を決めてあります。それは

その時の子どもの興味を優先する

ということです。準備していた大人心としては「せっかく用意したんだから…。それにコレをやったら学びになるし…」なんて思ってしまいがちですが、それはあくまで大人の都合。子ども(特に低学年)の興味関心はうつりやすいのです。そして移り行く興味関心でも、付き合い続ければ種は蒔かれ続けるのです。その中で必ず、継続的・計画的にでも学びたい!というものがでてきます。

もしお悩みの方がいらっしゃったら、「種を蒔き続けるんだ」というスタンスでいると気持ちが楽になるかもしれません(教育者側の気持ちが楽であることはとても大切)

例えば前回の記事で紹介したSくん。「ピストン付きのスクリューの工作してみたいって言っていたけど、どうする?」と問いかけたら、図鑑のスライムづくりに興味がうつっていたようでした(写真はスライムではありません)。でも、それでいいんです。そしてその場ではスライムの準備がなかったので、スライムづくりの計画を立てて、翌週までに準備しておくことにしました。

さて、翌週。Sくんに「頼まれていたスライムの材料、用意しておいたけどどうする?」と問いかけると「やりたい」とのことでした。こうして、ここからSくんは2日連続でスライムづくり→砂鉄入りスライムづくり…とスライムづくりに没頭します。次の写真はスライムづくりの様子。夢中になっているのが伝わってきて、嬉しい限り!

私たちが子どもの興味関心に寄り添い続けることは、肩透かしをくらうことでもあると思います。約束した時には責任を問うことも大切ですし、大人側が楽しみにしていた気持ちを伝えてあげることも大切です。しかし、大人として、移り行く興味関心に寄り添うスタンスをもっておくことも大切なのではないでしょうか?